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「モバイル保険って、実際どうなの?」
月額700円で3台まで補償、と聞くと魅力的です。でも保険は目に見えないものなので、契約前は不安になりますよね。
私は実際にモバイル保険を契約しています。そして最初に、ある壁にぶつかりました。
愛用しているカメラ(Nikon Z8)を登録しようとして、できなかったんです。
この記事では、評判として語られる良い点だけでなく、私がつまずいた登録条件の落とし穴までお伝えします。
カメラやガジェットを持ち歩く方には、特に読んでほしい内容です。

先に結論:3台持ちなら安い。ただし古い機材は登録できません
結論から書きます。モバイル保険は「新しめの端末を、複数台持っている人」には合理的な保険です。
逆に、古い機材を守りたい人には向きません。ここが最大の分かれ目です。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| スマホ・イヤホン・タブレットなど複数台を使う | 守りたい機器が購入から1年以上経っている |
| キャリアの補償サービスが割高に感じる | 補償したいのが1台だけ |
| 端末を買い替えても補償を続けたい | レンズなど無線通信を持たない機材を守りたい |
| 修理時の自己負担を避けたい | 紛失・置き忘れに備えたい |
モバイル保険の基本|月700円で何がどこまで守られるのか
モバイル保険は、さくら少額短期保険が提供するモバイル機器向けの修理費用保険です。
まず、公式サイトの情報で全体像を押さえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額保険料 | 700円(非課税) |
| 補償対象台数 | 3台(主端末1台+副端末2台) |
| 年間補償額 | 最大15万円(主端末15万円/副端末4万5千円) |
| 補償内容 | 故障・外装破損・損壊・水濡れ・盗難 |
| 自己負担(免責金額) | なし |
| 修理不能・盗難時 | 主端末37,500円/副端末11,250円が上限 |
| 対象機器 | Wi-Fi・Bluetoothにつながる国内販売のメーカー純正端末 |
| 契約の縛り | なし(解約金なし) |
ポイントは、契約が「端末」ではなく「個人」にひもづくことです。機種変更やキャリア乗り換えをしても、登録を切り替えるだけで補償が続きます。
私がつまずいた「登録条件」の落とし穴
ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。
カメラを登録しようとして、できなかった
私はNikon Z8というカメラを使っています。Wi-FiもBluetoothも搭載しているので、対象になるはずだと考えていました。
実際、公式の補償対象は「Wi-Fi、Bluetoothが可能な端末」です。カメラだから対象外、ということではありません。
私が引っかかったのは、そこではなく取得からの経過期間でした。
登録できるのは、次のいずれかを満たす端末です。
- 新規取得した日から1年未満のもの
- 1年以上経っていても、メーカーや通信キャリアの有償補償サービスに加入中で、その補償が受けられる状態のもの
私のZ8は発売日に購入して約3年。有償の延長補償にも入っていませんでした。つまり、どちらの条件も満たしていなかったわけです。
「高い機材だから守りたい」と思って調べた結果、その高い機材こそ登録できない。これは正直、拍子抜けしました。
レンズは、そもそも対象外
もうひとつ、カメラを使う方に知っておいてほしいことがあります。
補償対象は「無線通信が可能な端末」なので、Wi-FiもBluetoothも持たない交換レンズは対象になりません。
カメラ本体より高価なレンズを持っている方は少なくないので、ここは押さえておきたい点です。
結局、私は何を登録したか
Z8をあきらめた私が登録したのは、スマホやワイヤレスイヤホン、ノートパソコンやタブレットといった機器です。
いずれも購入から間もないもので、条件を問題なく満たせました。
結果として、日常的に持ち歩いて壊しやすいものを3台まとめて700円で守れているので、契約自体には納得しています。
🔗 カメラを買うなら、ここも読んでおくと安心です
良い評判とされる点を、契約者として検証する
ネット上でよく挙がる評価を、実際の仕様と自分の実感で確かめてみます。
「3台まとめて700円は安い」→ 使い方しだいで本当
1台あたりに換算すると月233円ほど。キャリアの補償サービスは1台で数百円かかることが多いので、複数台を守るなら明確に安くなります。
逆に、守りたいのがスマホ1台だけなら、割安感は薄れます。ここは冷静に線を引いておきます。
「自己負担ゼロがうれしい」→ そのとおり
免責金額は設定されていません。修理費用が補償額の範囲内なら、自己負担なしで対応できます。
スマホ保険には自己負担3,000円といった条件が付く商品もあるので、ここは分かりやすい強みです。
「機種変更しても続けられる」→ 契約者として実感あり
保険が個人にひもづくため、端末を買い替えてもマイページで登録を切り替えるだけで済みます。
解約して入り直す必要がないのは、実際に使っていて気楽な部分です。
「Web完結で手軽」→ 申し込みはスムーズだった
申し込みはオンラインで完結します。端末の表裏の写真、購入証明書、端末情報、クレジットカードを用意して進める流れです。
写真を撮る手間はありますが、難しい書類はありません。私も特に詰まることなく手続きできました。
悪い評判・注意したい点
契約前に知っておくべき制約もまとめます。ここを見落とすと「思っていたのと違う」につながります。
落として壊れたら補償、なくしたら補償なし
公式の免責事項に「置き忘れまたは紛失によって生じた損害」が明記されています。盗難は対象ですが、なくした場合は対象外です。
年間15万円は「主端末だけ」の金額です
年間15万円という数字は主端末のもので、副端末は年間4万5千円までです。
さらに修理不能や盗難のときは、主端末37,500円・副端末11,250円が上限になります。
高額な端末を全額カバーできるわけではない、と理解しておくべきです。
人から譲り受けた端末は登録できない
家族や知人から譲り受けた端末、オークションで入手した端末は登録できません。
旅行先(海外)での破損は対象外
日本国外で生じた損害は免責です。旅行先での破損に備えたい方は、別の手段を考える必要があります。
バッテリーの寿命は補償されない
補償されるのは不慮の事故による故障や破損です。使っているうちに進む自然な劣化は含まれません。
カメラを守りたい人はどうすればいいか
私と同じように「カメラを守りたい」と考えている方へ、現実的な選択肢を挙げておきます。
- 買ってすぐ登録する:新規取得から1年未満なら条件を満たせます。新品購入のタイミングが唯一のチャンスです
- メーカーの延長保証に入っておく:有償補償に加入していれば、1年を過ぎても登録できる道が残ります
- 別の保険を検討する:レンズまで含めて守りたいなら、動産保険など対象範囲の広い商品を調べる必要があります
つまり、カメラを守る目的でモバイル保険を選ぶなら「買った直後に手を打つ」のが前提になります。私はこれを知らずに3年経ってしまいました。
まとめ:評判は本当。ただし条件を先に確認する
モバイル保険の「3台まとめて700円・自己負担なし」という評判は、仕様どおりで誇張ではありません。複数のガジェットを持ち歩く人には、合理的な選択だと感じています。
一方で、登録条件のハードルは想像より高めです。守りたいものが決まっている方は、申し込む前に「その機器が登録できるか」を必ず確認してください。
私のように、いちばん守りたかった機材が対象外だった、という順番だけは避けてほしいと思います。
よくある質問
カメラは補償対象になりますか?
Wi-FiやBluetoothを搭載したカメラなら、対象になり得ます。ただし取得から1年未満、または有償補償サービスに加入中であることが条件です。
私のカメラは購入から3年経っていたため、登録できませんでした。交換レンズは無線通信を持たないので対象外です。
古いスマホでも登録できますか?
取得から1年以上経っていても、メーカーやキャリアの有償補償サービスに加入していれば登録できます。その場合は加入を証明する画像などの提出が必要です。
スマホをなくしたときも補償されますか?
いいえ。盗難は対象ですが、置き忘れや紛失は免責事項に含まれており補償されません。
年間15万円は3台合計ですか?
主端末が最大15万円、副端末は1台あたり最大4万5千円です。契約全体では年間15万円までとなっています。
解約に違約金はかかりますか?
契約期間の縛りも解約金もありません。ただし解約月の保険料は日割りにならないため、月末の解約が無駄になりにくいです。
申し込みに必要なものは?
登録する端末を正面と背面から撮影した写真、購入証明書、端末情報(機種名・シリアル番号・購入日・購入金額など)、クレジットカードです。
すべてオンラインで完結します。1台だけで申し込み、あとから追加登録することも可能です。