2021年10月15日に発売されたApple Watch Series7
8日に予約が開始されてすぐにApple Storeで予約をしましたが、なかなか発送連絡が来ませんでした。
しかし、ようやく届きました!
ということで、これまで使用してきたSeries4との比較をしてみます。
性能比較表
まずAppleが公式に発表しているスペックで比較してみます。
性能が上がっている部分を赤字で表示しています。
Apple Watch Series7 | Apple Watch Series4 |
41mmまたは45mmケース |
40mmまたは44mmケース |
LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ、1000ニト | LTPO OLED Retinaディスプレイ、1000ニト |
Ion-Xガラスディスプレイ(アルミニウムケース) | Ion-Xガラスディスプレイ(アルミニウムケース) |
サファイアクリスタルディスプレイ(ステンレススチール・チタニウムケース) | サファイアクリスタルディスプレイ(ステンレススチールケース) |
GPSモデルとGPS+Cellularモデル | GPSモデルとGPS+Cellularモデル |
S7 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載) | S4 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載) |
W3ワイヤレスチップ、U1チップ(超広域帯) | W3ワイヤレスチップ |
触覚的な反応を返すDigital Crown | 触覚的な反応を返すDigital Crown |
血中酸素ウェルネスセンサー、電気心拍センサーと第3世代の光学式心拍センサー | 電気心拍センサーと第2世代の光学式心拍センサー |
高心拍数と低心拍数の通知、不規則な心拍リズムの通知、心電図アプリ | 高心拍数と低心拍数の通知、不規則な心拍リズムの通知、心電図アプリ |
海外における緊急通報、緊急SOS、転倒検出 | 緊急SOS、転倒検出 |
50mの耐水性能 | 50mの耐水性能 |
防塵性能(IP6X等級) | ー |
Apple Watch史上、最強の前面クリスタルがもたらす耐亀裂性能 | ー |
LTE、UMTS、Wi-Fi、 Bluetooth5.0 | LTE、UMTS、Wi-Fi、 Bluetooth5.0 |
GPS/GNSS、コンパス、常時計測の高度計 | GPS/GNSS、気圧高度計 |
内蔵マイク | 内蔵マイク |
容量32GB | 容量16GB |
高速充電対応 | ー |
比較してみると、見た目には大きな変化はなくても、スペック的にはしっかり向上していることがわかります。
個人的には、ディスプレイの常時表示や搭載チップの高性能化によって、より快適に使用することができるようになりました。
また、コロナ禍で話題になった血中酸素濃度が測れるようになったり、高速充電に対応するなど使い勝手も良くなっています。
外箱
まず箱の大きさをみてびっくりしました。
Series7よりSeries4の方が1.5倍くらい大きいではないですか!
本体は44mmから45mmになり、ほんの少しではありますが大きくなったのに外箱はこんなにスリムに!
ムダは省いて、より洗練されたのですね!とか思っていたのですが、開封してびっくり!
なんと以前は付いていた電源アダプターがなくなっていたのです!
高速充電に対応したのでより便利になったなぁと感じていたので、これは予想外でした
Appleさん、これは少し批判が出てしまうのでは!?
ともかく、これからApple Watchを購入しようと考えている方は電源アダプターをセットで買うのを忘れないでください!
Apple Watch7には電源アダプターが付属していません
充電ケーブル
充電ケーブルの見た目は、そこまで大きく変わった印象はありません。
違いといえば、磁気充電器と USB-C コネクタの周囲がアルミニウムで覆われているため、充電器の側面と底面が銀色になったくらいです。
大きさも若干小さくなったかな?というくらいです。
ただ、USBの規格がUSB-AからUSB-Cに変わっているので、充電アダプターを購入する際は規格を間違えないように注意してください。
Apple Watch磁気高速充電 - USB-Cケーブル(1 m)
本体
外観
デザイン的にはほぼ変わりありません。
毎年、四角い形から変わるのでは!?との噂を聞きますが、今年も同じ形で登場しました。
見た目の変化がないため、物足りなさを感じる方もおられるかもしれません。
サイズ
Series7では、41mmと45mmの2種類から選ぶことができます。
私は大きい方が見やすいので、45mmを購入しました。Series4の大きさは44mmだったので、1mmの差ということもあり、正直見た目は全く違いがわかりません。
45mmは見た目も少しゴツく感じてしまうので、それが嫌だという方は41mmを選択しましょう。
※実際に店舗で大きさを確認することをおすすめします。
ディスプレイ
Series7の大きな特徴として、画面の表示領域が大きくなりました。
画面の縁部分(ベゼル)の幅を小さくすることで、表示領域が大きくなり、見やすさが改善されています。
常時表示(Series5から対応)も明るさが改善されています。
最新チップ(S7 SiP)の搭載
S7 SiPという最新のチップを搭載しています。
ただ、このS7 SiPですが、Series6のS6 SiPからは若干の性能アップということで、大きく進化しているものではないようです。
ただ、体感としてはSeries4ではたまに反応速度が遅く感じることがありましたが、Series7では最新のチップを搭載しているので、ストレスなく使用することができています。
バッテリー駆動時間
バッテリーについては、大きく改善されておりません。
使用方法にもよりますが1日〜1日半で充電しないといけません。
ただ、常時表示をした状態でSeries4のときと同じくらいの持ちなので、若干の容量アップはされているのかもしれません。
いずれにせよ、駆動時間は長い方が良いので、今後のモデルでは改善されることを期待します。
高速充電に対応
充電に関しては、高速充電に対応したので45分程度でバッテリーの残量が0%から80%になります。
※高速充電するには、Apple USB-C 磁気高速充電ケーブルが必要です。
Apple Watch磁気高速充電 - USB-Cケーブル(1 m)
以下のいずれかの電源アダプタも必要です。
- Apple 製の 18W、20W、29W、30W、61W、87W、96W USB-C 電源アダプタ
- 5W 以上の USB Power Delivery (USB-PD) に対応する他社製の互換 USB-C 電源アダプタ
注意点としては、上記電源アダプターとApple USB-C 磁気高速充電ケーブルの両方を使用しないと高速充電できません。
Apple Watch Series7には、電源アダプターが付属していませんので、高速充電を体感したい方は高速充電に対応している電源アダプターを準備するようにしてください。
アクセサリーの互換性
サイズのところでも紹介しましたが、Series7(41mm/45mm)ではSeries6(40mm/44mm)までのモデルと比べて、サイズが1mm大きくなっていますので、バンドや保護カバー・保護フィルムの互換性は気になるところです。
そこで調べたところ、基本的には40mmのものは41mmで、44mmのものは45mmで、それぞれ使用可能なものが多いようです。
実際に私もSeries4(44mm)のときに使用していたバンドを使っていますが、問題なく使用できています。
ただ、今はまだSeries7が発売されたばかりで、対応した製品が発売されていないだけであり、今後は41mm/45mmに対応したアクセサリーが発売されるはずです。
そのときは本体サイズ専用に設計されたアクセサリーを買うようにしましょう。
使用した感想(Series4と比較して)
まだ届いて数日しか経っていないので、色々試してみたいのですが、現時点で感じた良かった点・悪かった点を挙げておきます。
※今後使用していく中で、随時更新していく予定です。
良かった点
・ディスプレイの表示領域が大きくなり、見やすさ・操作性が向上された
・常時表示されるようになった
・最新チップの搭載で動きが良くなった
・血中酸素濃度やコンパスなどの便利な機能が使えるようになった
・高速充電に対応した
悪かった点
・新鮮さがない
・電源アダプターが別売り
・まだ対応アクセサリーが少ない
・バッテリー駆動時間は大幅な改善がなかった ←個人的には一番残念でした
まとめ
良かった点・悪かった点はありましたが、個人的には買って満足しています。
まだまだこれから良くなっていくと思いますので、今後に期待しています。