こんにちは、Yukapopoです(*^ω^*)
みなさん、ホワイトバランスは調整していますか?
RAWで撮影している方は現像のときに調整されることも多いと思いますが、JPEGで撮影されている方やスマホで撮影されている方にとっては知らないこともあるかと思います。
- 撮影した写真を見たときに実際の色味と違う
- 雰囲気を出したいのになかなか雰囲気が出ない
といったときに色を補正することで色味を調整する機能です。
しかし、この色味の調整というのがなかなか曲者なのです。
というのも、特に初心者の方に多いのですが、最近の流行である「インスタ映え」を意識し過ぎて、本来の色味とかけ離れた調整を施した結果、違和感を感じる写真ばかりになってしまう事態が発生しています。
これは、ホワイトバランスの本来の調整の仕方を分かっていないから起こってしまうのです。
せっかく最高の構図で完璧な写真が撮れても、色味がおかしいと台無しですよね?
ホワイトバランスの調整方法をしっかり学んで、使いこなせるようになりましょう。
そもそもホワイトバランスってどういうもの?
ホワイトバランスとは、その名の通り「白」のバランスのことで、白い色を白く見えるように調整するための機能です。
ここで疑問に思うのが、普通に撮影していれば「白」は白く写るでしょう!って思いますよね?
けど、実はそう上手くはいかないのです( ;∀;)
というのも、写真を撮影するときには必ず色々な外部からの光の影響を受けます!!
日光や街灯などの光が代表例で、同じ日光でも時間帯により光の色は違うし、街灯の種類によっても違う光の色の影響を受けます。
これらの光の影響を受けると白い物を撮影しても、その光の色により色が変化してしまうのです。
そこで活躍するのが「ホワイトバランス」なのです・:*+.\(( °ω° ))/.:+
ホワイトバランスの調整はどうすれば良いの??
まず調整方法は「JPEG」と「RAW」のどちらで撮影しているかによって少し変わってきます。
「JPEG」では、撮影時にホワイトバランスの設定を決めて撮影することになるので、後から調整することが出来ません。
「RAW」では、撮影時に設定を決めて撮影することも出来ますし、現像時にも調整することが出来ます。
どちらが良いかは個人の考え方次第なのですが、私個人的には自信がない方ほど「RAW」で撮影しておく方が便利かとは思います。
「プリセット」から選択する方法
機種により多少異なるのですが、「太陽光」や「電球」などプリセットとして数種類用意されている中から選んで調整する方法
「マニュアル」で設定する方法
撮影した写真を現像する際に、自分で微調整することが出来ます。
この方法だと「プリセット」よりもさらに正確な色味に近づけることが出来るのですが、自ら色味を確認しながらということになるので経験が求められます。
ホワイトバランスを調整すると実際にはどのように変化するのか?
その効果を説明しますと、色温度を温かい色(赤っぽく)や冷たい色(青っぽく)に調整することで、白い物が白く見えるようにしていきます。
ここで「色温度」という言葉が出てきますが、「色温度」についてはまた別の機会で詳しくお話ししたいと思います。
実際の写真を使って見てみましょう。
※今回は、昼間の部屋の中で撮影した写真をホワイトバランスのみ変えています。
オート
カメラが自動で判断してホワイトバランスを調整します。ほとんどの撮影状況に適しています。
だいぶ見た目に近い色合いを表現してくれています。
電球
白熱電球下での撮影に適したモードです。この条件下では、だいぶ青みがかっています。
晴天
晴天の屋外での撮影に適したモードです。オートと比べると、少し黄色味がかっているように思います。
曇天
曇り空の屋外での撮影に適したモードです。晴天モードよりさらに黄色が強くなっています。
マニュアル調整
ホワイトバランスをマニュアルで調整しました。あくまで自分で調整しているので、人によっては感じ方が異なることもありますが、個人的には一番白に近いのではないかと思います。
このように同じ写真でも、ホワイトバランスの調整の仕方でガラッと印象が変わりますよね?
一部のモードのみお伝えしましたが、機種によってはさらにたくさんのモードがありますので、是非色々試してみてください。
ちょっとした調整ではあるのですが、印象に大きな影響を与えることが伝わったでしょうか(≧∀≦)
注意点
人には必ず好きな色合いが存在します。よくやってしまいがちなのが、自分が好きな色合いに偏りすぎてしまうことです。
温かい色が好きだからと言って、温かい色に近づけ過ぎてしまうと全体が赤っぽい写真ばかりなってしまいます。
私も気をつけてはいるものの、気を抜いてしまうと自分の好きな色合いに調整し過ぎてしまうことがあります。→この癖をちゃんと治さないと(/ _ ; )w
みなさんも注意してくださいね!
まとめ
まず、最初は「白い物が白く見える」ように調整できるようになることが上達の近道です
何事も基本を押さえていないと、次に繋げるのが難しくなります
基本のことができるようになってから、雰囲気に合わせて自分なりのアレンジを入れて作品として仕上げるようにしましょう。