こんにちは、Yukapopoです!
今回は、測光モードについてお話ししていきますよ♪
みなさん、測光モードって理解して使い分けていますか??
周囲の方々に聞いてみると、結構な人があまり意識していないということで、モードは固定で撮影しているという意見が多かったです。
けど、
「イメージしているような明るさにならない!」
「なんでここがこんなに暗くなってしまうの!?」
とか感じたことはありませんか?
実はそれ…
「測光モード」
を使いこなすことで解決できるかもしれません(≧∀≦)w
ってことで、早速測光モードについて解説していきましょう♪
測光モードとは
そもそも、測光とは最適な露出を決めるためにカメラが被写体に当たっている光の量を測ることをいいます。
基本的に撮影するときは、シャッタースピードや絞り値によって適正な露出を決めますよね?
その露出を決めるための明るさを測る方法を測光モードと呼んでいるのです。
この測光モードは、大きく分けて4種類のモードがあるのですが、各メーカーによって呼び方が多少違いがあります。
ただ、呼び方が違うものの、測る方法としては同じものですので、ご自身が使われているメーカーでの呼び方で覚えていただくと良いと思います。
では、実際にどういう種類があるのか見ていきましょう!
測光モードの種類
4種類のモードで撮影した実際の写真とともに紹介していきます。
写真は同じ条件で測光モードだけ変更して、それ以外は何も変えていません。
フォーカスは被写体(人形)に合わせています。
測光モードを変えるとどのように変化するのかが分かりやすいと思います。
マルチパターン測光
ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードで、多くの方がこのモードで撮影されることが多いのではないでしょうか。
広い範囲を測光して被写体の明るさや色、距離などさまざまな情報によって全体のバランスを考慮して明るさを判断します。
一番使い勝手の良いモードですが、被写体が暗く写ってしまっています。
中央部重点測光
全体の中央部分を重点的に測光します。
中央部分にメインの被写体を配置して撮影する場合などに適しています。
中央部分である窓付近を基準に測光しています。
窓付近が基準になっているので、周りの部分は暗く写ってしまっています。
スポット測光
全体のうち、ある部分だけを基準に測光します。
逆光時や被写体の明暗差が激しいときなど、狭い範囲での露出を基準にして撮影したい場合に適しています。
測光エリアは、好きな部分を選択するタイプとフォーカスポイントに連動するタイプなどその機種により違いがあるようですが、設定できる機種であればフォーカスポイントに連動するようにしておくのが便利だと思います。
被写体を基準に測光しているため、他のモードと比べて被写体が明るく撮影出来ています。
ただ、周りの明るい部分は白飛びしてしまっています。
ハイライト重点測光
ハイライト部分を重点的に測光するモードです。
舞台撮影など、ハイライト部分の白とびを軽減して撮影したい場合に適しています。
一番明るい窓付近で測光しているので、中央部重点測光と同じような写りになっていますね。
もう少し変化がわかりやすい撮影をすれば良かったのですが…(・・;)
まずは、使ってみましょう♪
いかがでしたか?
モードを変更するだけでも写り方が全然違いますよね?
構図も大事ですが、どこを明るくしたいか?を考えながら撮影してみると、また普段とは違った景色が見えてくるかもしれません(^ω^)
何よりまずは撮影して試すことが一番です!
どんどん撮影して、自分なりの写真が撮れるようになりましょう♪