撮影テクニック

【これで解決】ブレの原因と対策

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こんにちは、Yukapopoです!

今回はブレについてお話ししていきます。

 

撮影時にめちゃくちゃ綺麗に撮れた♪って喜んで家に帰って現像しようとパソコンに移してから見てみるとブレまくっていた!なんて経験ありませんか??

 

私はめちゃくちゃ経験あります( ;∀;)w

もちろんカメラを趣味として始めたばかりの頃よりは断然マシにはなっていますが、厳しい条件下での撮影時などはまだまだブレることは多いです;;

 

そんな「ブレ」について原因や対処法を学ぶことで、少しでも確率を減らして上手に付き合っていきましょう。

 

なぜブレは起こるのか??

まず、ブレと言っても種類のあり、その中でも次の2つを良く耳にすることがあると思います。

それは、「手ブレ」と「被写体ブレ」です。

各々ブレる原因が違うので、その点を理解することでブレを減らすことができるのです。

では、この2種類のブレの違いとは一体なんなのでしょうか?

手ブレとは…

シャッターを切る作業をしている間にカメラ本体が動いてしまうことによって起きてしまうブレを手ブレといいます。

「きちんと保持して撮影してるよ?」と思われるかもしれませんが、ほんの少し動いてしまうだけでもブレてしまうことがありますので、手持ちで撮影する際には細心の注意が必要になります。

基本的に焦点距離が長いほどブレやすくなります。

 

手ブレを防ぐ方法

シャッタースピードを上げて撮影する

一般的に手持ちで撮影するときには、レンズの焦点距離分の1秒のシャッタースピードで撮影すると手ブレしないといわれています。
例)50mmの焦点距離では、1/50s  90mmの焦点距離では、1/90s
  以上のシャッタースピードで撮影することを意識して撮影します。

また、シャッタースピードを上げようとしても、暗くて上げることができない状況というのも出てきますよね?

そういった状況では、絞りを開放したりISO感度を上げることで対応しましょう。

ただし、ISO感度を上げ過ぎるとノイズが出て画質の低下にも繋がってしまうので、自身で色々設定を変えて撮影してみて調整してみて下さい。

正しい構えで撮影する

完全に静止して撮影することはプロでもとても難しいことです。

アマチュアカメラマンでしたらより難しいですよね??w

ですが、正しい構え方をするだけでも、大幅にブレを少なくすることは可能なのです。

ポイントは、①右手はグリップを握り、左手はレンズを支えます。
      ②脇を締めてカメラが額に当たるようにしっかりと支えます。

この2点を意識するだけでもだいぶ安定して撮影することができます。

三脚を使用する

手持ちで撮影するだけでなく、三脚を使用することで撮影の幅が大きく広がります。

特に風景などの動かないものを撮影する静体撮影では威力を発揮し、スローシャッターで撮影する際には必須となります。

ただし、場所によっては三脚禁止の場所もありますので、ルールを守って使用するようにして下さい。

被写体ブレとは

シャッターを切る作業をしている間に被写体が動いてしまうことによって起きてしまうブレを被写体ブレといいます。

手ブレ=カメラ

被写体ブレ=被写体

が動いてしまった結果起こるブレであり、原因が違います。

 

被写体ブレを防ぐ方法

シャッタースピードを上げて撮影する

被写体ブレを防ぐ方法は、シャッタースピードを上げるしかありません。

被写体の動きの速度によってブレないシャッタースピードも違うので、とにかく撮影しまくって自分なりの感覚を養いましょう。

目安としては、屋外で動き回る子供達を撮影するなら1/500秒くらいのシャッタースピードであれば、あまりブレずに撮影することができるかと思います。

まぁ、何事もまずは経験です!

ご自身で感じることで技術の向上に繋げることができると思いますので、あくまで参考程度に考えておいて下さい。

 

手ブレ・被写体ブレの写りの違い

ブレた写真はどういった写りになるのか?どういうブレだと、どういう対応をすれば改善できるのかを確認しましょう。

 

そこで、子供が腕を同じように動かしている様子を撮影してみました。

 

最適な写真

まず、シャッタースピードなどの設定も適切で、正しい構えで撮影したときの写真を見てみましょう!

F値:f2.8 ISO感度:100 シャッタースピード:1/2000

 

背景も被写体もブレず、動かしている腕もきちんとブレずに撮影することが出来ています!

きちんとブレについて理解できていれば、こういう撮影が出来るのです。

 

手ブレ写真

では、続いて手ブレが起こっている写真を見てみましょう

F値:f 22 ISO感度:100 シャッタースピード:1/6

 

シャッタースピードが遅く構えも適当な構えで撮影したため、全体がブレブレな手ブレ写真になってしまいました。

 

被写体ブレ写真

最後に被写体ブレが起こっている写真を見てみましょう。

F値:f 18 ISO感度:100 シャッタースピード:1/50

 

手ブレを防げるシャッタースピードで撮影出来ているので、手ブレは起きていませんが、腕の動きに対応出来るほどのシャッタースピードではなかったため、被写体ブレを起こしてしまっています。

 

まとめ

ブレる写真には必ず原因対策方法があります。

 

手ブレをしてしまう場合

①シャッタースピードを最低でもレンズの焦点距離分の1秒まで上げる or ISO感度を上げる

②正しい構えで撮影する

③三脚を使用する

 

被写体ブレをしてしまう場合

①シャッタースピードを被写体の動きに合わせて上げる

 

上記のポイントを押さえることで、ブレた写真が撮れる確率を大幅に下げることが出来ると思います。

しかし、暗い場所での撮影など条件次第でブレない写真の難易度は大きく変わります。

 

結局のところ、いっぱい撮影して自分なりの感覚を養うことが良い写真を撮影するための近道なので、上手くなりたい方はたくさん撮影しまくりましょう♪

 

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